4/12/2009

中小企業とデザイン

いささかふるい話ですが、3月17日(火)JIDA(社団法人・インダストリアルデザイナー協会)において「中小企業とデザイン」というフォーラムを開催しました。東京のデザインオフィスでは中小企業と仕事をするケースが増えているという話から、昨年に引き続き中小企業におけるデザインニーズの実態について情報交換を、という意図からの企画です。(財)東京都中小企業振興公社・総合支援部、課長補佐、原 隆道氏、「中小企業の工業デザイン相談室」ブログを書いていらっしゃるデザイナーの木全 賢氏、大田区でデザイン指導をしていらっしゃる(株)インターフェイス野口英明氏の三氏にお話をしていただきました。お話を聞いて、プロダクト系デザイナーのほとんどは大企業での仕事のしかた(プロセス)、ノウハウで仕事をこなしてきたけれど、やはり別のプロセスモデルが必要ではないか、また中小企業を対象とした場合、別のビジネスモデルを構築するべきだと強く感じました。それはどんなものか、プロセス、成果物の扱い、報酬体系など、まだ漠然としかイメージはありませんが、だんだんとカタチにしていきたいと考えています。