11/27/2006

創作バッグの発表展示


今年も文化服装学院バッグコース卒業生有志による、創作バッグ展が開催されました。
(11月23日~25日 六本木AXISビル4階 JIDAギャラリー)
バッグコース、西山雅美先生の卒業生有志が毎年一回開催している展も今年で3回目。今回は会場演出にも工夫を凝らし、作品とともに魅力的なディスプレーとなっていました。最終日、日曜日の会場には卒業生の顔もみえ、とはいえ非常勤講師としては顔と名前が一致しないのが困ったものですが、社会人、プロとなった面々との交流の場としても楽しい展示会となってきました。

11/25/2006

三条商工会議所・報告会


新潟県三条市商工会議所の商品開発相談事業も5年目を迎え、相談員として5年間を総括する意味で、16日(木)に報告会を開催しました。
ベトナムから早朝に帰国。成田から事務所へ、そこで冬物に着替え新幹線で三条へ。18:30からというハードスケジュールでしたが、ハノイより前に決まっていた報告会ですので、準備したパワーポイントで相談実績と、いくつかの了解を得た企業の商品開発事例の報告をいたしました。
報告会という性格上、参加企業は少なかったのですが、質疑応答で時間オーバーとなるなど内容的には充実した会合でした。

11/24/2006

ハノイでのセミナー

ベトナム、ハノイで開催されたハンドクラフト展(The Trade Village Exhibition 2006)でのセミナーを急に依頼され、11月12日(日)出発。16日(木)早朝帰国という日程でハノイに行ってきました。講師は私と、貿易コンサルタントの河口容子氏。これは、同時期にハノイで開かれた国際会議APECに合わせて企画されたとのこと。アセアンGマークの審査やセミナーで、ベトナムは4回目となりますが、今回は国際会議の前とあって首都とはいえいつもはのどかなハノイの街も、いたるところ警官や兵士がいて厳戒態勢でした。我々はVIETRADE(ベトナム貿易省の下、日本のJETROみたいな組織)が快適なホテルを押さえてくれていたので問題なかったのですが、外国人が泊まるクラスのホテルは出席各国の役人、警備陣、報道陣で満杯とのこと。したがって観光客はまばらで、我々の飛行機もずいぶん空いていました。
翌日13日はクラフト展の視察、14日が午前にセミナー(テーマは”Promoting handicraft export to Japan”) 午後はそれぞれの出展品を前に個別のアドバイスを実施。私はVIETRADEが窓口のセミナーは3回目、今回はセミナー参加者を前に出品物個々へのアドバイスをしてほしいと頼まれてしまいました。竹細工、石細工、織物、刺繍、木工、金工など加工技術のレベルは高いものの、凝りすぎというか、装飾過剰というか、洗練とはほど遠いなんとも濃厚な品が多く、日本市場への輸出商品とするにはまだまだの段階がほとんど。中には観光地の土産品程度のものもあり、、、。出品者の皆さんは熱心に質問してこられるのですがコメントにはたいへん苦労しました。日本語通訳はしっかりした方でしたが、我々の言っていることがどのくらい伝わっているか、何かもう少し別の形で、時間をかけたコンサルテーションやベトナムオリジナルを導き出すためのワークショップの必要性を感じたハノイでのセミナーでした。

ベトナム・ハノイのクラフト展セミナー



ハンディクラフト展/セミナー/街の様子

いちばん上はハノイ市内、クラフト展の会場
次は出品されていた竹のバスケット
ハノイの街。WELCOME APECの看板やバナーがいたるところにあります。

下、左は花器。このような、ナヨっとしたフォルム、色使いはベトナムのオリジナルでしょうか。

下、右は展示場の3階にあるセミナー会場。VIETRADEと日本アセアンセンターの事業です。紹介される私。背後にホーチミンさんの白い胸像があります。