10/20/2006

東京デザインマーケット



10月19日(木)、20日(金)の両日、お台場の東京ビッグサイト西館1階、産業交流展2006の中で30社のデザインオフィスが集まり東京デザインマーケットが開催されました。私どもCWSは高度な技術や加工なしで商品化が可能な”ミニフェンス”という試作品を出品しました。中小企業のほとんどは部品づくりやその加工をしているケースが多く、自社だけで完成品を作れるところが少ないため、単一素材(鉄線)で、曲げ加工と溶接だけというシンプルな製品を提案したわけです。この催しは、こうした東京の中小企業、地場産業とデザイナーを出会わせることを意図した企画ですが、個人的には東京の中小企業で作られているものや新技術を見るのが楽しく、自社の展示のそばにはほとんど立たず会場を回っていました。用意したミニフェンスのパンフレット50枚は、2日間ですべてなくなっていましたが、さて、どんな反応がありますか。

10/17/2006

東京デザインマーケットへ出品


東京都産業交流展の東京デザインマーケットへ出品します。出品というより出店が正しいかもしれません。第1回から出品し、今年で3回目。デザインしたけれど、積極的に売り込んでいないものをブラッシュアップし、オフィスのPRとして出品しています。今回は技術的ハードルが低く、金型などの投資も少ない、しかしデザイン性は高いという製品アイデアです。言うなればローテク&バラエティーデザインでしょうか。

10月19日(木)~20日(金) お台場の東京ビッグサイトです。

10/13/2006

エコデザイン出展作品について



今年のエコデザイン出展作品は、三条のプロ用鉋職人さんの協力で制作しました。大工さんなどプロが使う鉋(かんな)は、すべて手作り、高価です。高級品を製造する過程では材料を厳選するためロスも多く出ます。たとえば鉋の台に使う樫(カシ)材の30mmもの厚板は少しの割れや節(フシ)があっても不良品です。刃付けをする鉄板(なんと鉄橋のスクラップ、丸い穴はリベットのあとです)もサイズが合わなければ捨てられます。こうした捨てられてしまう素材を、何か役立つものに見立て、新しい商品が作れないかという着想です。こうした立派な素材をただのマキとして燃やしてしまったり、再びスクラップで溶かしてしまったりすることがもったいないと感じたわけです。さらに、おせっかいかもしれませんが、これらをデザインし、価値を生み出すことができれば鉋職人さんの副業としても成り立つのではないかと考えました。
①香たて、または灰ざら ②一輪挿し、または玄関先のはんこ入れなど小物入れ ③くるみ割り、またはカッティングボード というふうに見立て、デザインしました。 いかがでしょうか、ご意見、ご感想をお聞かせください。

エコデザイン展2006開幕




4年目を迎えた(社)日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)主催「プロと卵が発想するエコデザイン展2006」が開幕しました。10月12日から24日まで。会場は新宿リビングデザインセンターOZONE 6階ギャラリーです。12日は出展者、参加学生ならびに関係者を集めてオープニングパーティーがにぎやかに開かれました。